【抑うつ】うつ病は治るの?治った人11【鬱病】
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【抑うつ】うつ病は治るの?治った人11【鬱病】
鬱病、抑うつ状態、双極性障害Ⅱ型について
治った人、治るか不安な人、治したい人、
寛解した人、現在苦しんでいる人、支援者の人、話し合いましょう。
いちおうsage推奨で。
過去スレ↓
【うつ病】うつ病は治るの?10【鬱病】
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【うつ病】うつ病は治るの?9【鬱病】
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【うつ病】うつ病は治るの?2【鬱病】
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【うつ病】うつ病は治るの?【鬱病】
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新しい認知療法の紹介 いやな気分よさようなら 自分で学ぶ「抑うつ」克服法 増補改訂第2版
デビッド・D・バーンズ著 野村総一郎他訳 星和書店
p.35
表3-1 認知の歪みの定義
1.全か無か思考
2.一般化のしすぎ
3.心のフィルター
4.マイナス化思考
5.結論の飛躍
6.拡大解釈(破滅化)と過小評価
7.感情的決めつけ
8.すべき思考
9.レッテル貼り
10.個人化
うつ病の要因
(1)社会・心理的要因
(2)体質的素因
(3)内因性鬱病が誘発
(4)鬱病以外の病気により誘発
うつの治療が、
『基本的に現在はまず鬱が病気であることを本人・家族が納得し、
「無理をせず、養生して、
(場合によっては)薬を飲んで、回復を待つ」こと。
“気の持ちよう” “努力”などで変えられるものではない事。
変えられないものを、変えようと無理をすれば、
症状を悪化させる。むしろ、変えようとせず、
憂うつな気分に逆らわず、十分な休養を取りながら、
回復を待つべきである事』
WHOの基準より一般に使われることが多いDSM-IVより
6.気分障害
双極性障害
I型双極性障害・・・躁病とうつ病
II型双極性障害・・・軽い躁症状とうつ症状
気分循環性障害・・・軽い躁症状と軽いうつ症状
特定不能の双極性障害
うつ病性障害
大うつ病性障害
・・・ふつうにいううつ病。軽度、中等度、重度に分けられる。
気分変調性障害・・・軽いうつ症状が2年以上続く(抑うつ神経症)
特定不能のうつ病性障害
(DSM-IV-TRの試案では「抑うつ関連症候群」)
抑うつ関連症候群(DSM-IV-TRの試案)
小うつ病性障害・・・症状の軽いうつ病(軽症うつ病)
反復性短期抑うつ障害・・・短期のうつ状態が繰り返される(軽症うつ病)
月経前不快気分障害・・・女性特有の生理的うつ状態
一般身体疾患を示すことによる気分障害
特定不能の気分障害
うつの回復過程は、①まず不安が解消ー>②落ち込みなど抑うつ
気分が解消ー>③億劫感、意欲減退の改善、という3段階で回復
するようですよ。私も同じなので、昨日主治医にきいてみました。
最後の「億劫感、意欲減退の改善」が壁になっていて、改善しにくい
と言っていました。ただ、ここまで来ると、70~80%は改善して
いるとも言えるんですよね。
関連スレ
認知療法:行動療法:論理療法12 -質問回答歓迎
ttp://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/utu/1239665915/
適応障害 Part7
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/utu/1232401077/
関連書籍
http://www.amazon.co.jp/〈増補改訂-第2版〉いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法-デビッド・D-バーンズ/dp/4791102061
関連リンク
日本児童青年精神医学会 認定医
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jscap/nintei.htm
標準精神医学 第3版 医学書院 2005
第12章 気分障害 樋口輝彦 p.270-
A.歴史、概念
1.歴史
2.概念
B.疫学
1.罹病危険率(発生率)
2.有病率
3.発病年齢
4.性差
5.社会的要因、人種差、文化の違いなど
C.症状
1.うつ病の症状
2.躁病の症状
3.混合状態
D.経過、予後
1.単極型の経過、予後
2.双極型の経過、予後
E.診断、分類
1.診断
2.分類
3.鑑別診断
F.病因、病態
1.遺伝
2.病前性格
3.生物学的疫因
4.発病の状況因・誘因
G.治療
1.治療の原則
2.薬物療法
3.精神療法
4.身体療法
重要事項のまとめ
〔概念〕
感情(気分)の障害を主とする原因不明の精神障害であり、気分障害、
躁うつ病、感情障害はほぼ同じ概念である。
躁病相とうつ病相により構成され、うつ病相だけをもつものを単極型
(うつ病、大うつ病性障害、うつ病性障害もほぼ同義)、
両方あるものを双極型(躁うつ病、双極性障害もほぼ同義)と呼ぶ。
単極型、双極型のほかに持続性感情障害があり、気分変調症と
気分循環症が含まれる。
気分変調症は従来、抑うつ神経症と呼ばれたものにほぼ相当する。
〔疫学〕
罹病危険率は単極型で1.4-1.6%、双極型で0.5%である。
単極型では性差があり、女性:男性=2:1である。
双極型には性差はない。
〔病因、病態〕
遺伝的素因ないしは脆弱性に心身両面のストレス(誘引、状況因)
が加わり発症する。
病前性格として執着気質、メランコリー親和型、循環気質が知られるが、
これらの性格の人のみが発病するわけではない。
生物学的仮説にはモノアミン欠乏仮説、
モノアミン受容体感受性亢進仮説、HPA系障害仮説、リズム異常仮説
などがあるが、病因はまだ明らかではない。
〔症状〕
うつ病の症状としては、抑うつ気分、精神運動制止、思考制止、
微小妄想、自殺。
不安・焦燥などの症状に加えて、睡眠障害、食欲低下、体重減少、
性欲減退、疲労感、頭痛などの身体症状を伴う。
〔診断〕
症状の確認、症状の持続期間(2週間以上)、うつ状態を引き起こす
身体疾患の否定、家族歴、生活歴
病前性格などの総合的検討が必要である。
わが国では従来診断が浸透して用いられてきたが、最近では次第に
ICD-10、DMS-Ⅳが活用されている。
〔経過〕
反復性の経過をとるものが多く再発の頻度は双極型のほうが高い。
病相期間は繰り返すごとに長くなり、寛解期は短くなる。
〔治療〕
薬物療法あるいは身体療法と精神療法を併用して用いる。
薬物療法に用いられる主な薬剤として、三環系抗うつ薬、
四環系抗うつ薬、SSRI、SNRI、炭酸リチウム
カルバマゼピンが挙げられる。
主な精神療法には、支持的精神療法、認知療法、
力動的精神療法などがある。
身体療法としては、電気けいれん療法、高照度光療法の
有効性が知られている。
標準精神医学 第3版 医学書院 2005
第12章 気分障害 樋口輝彦 p.270-
B 疫学
1 罹病危険率(発生率)
罹病危険率 morbidity risk =発生率 incidence
1年間 単極型1.4-1.6% 双極型0.5%
生涯罹病危険率
単極型 16.4%(男) 22.3%(女)
双極型 1.4%(男) 0.6%(女)
すべて諸外国の報告。
日本にはほとんど統計資料がないので、不明。
これまでのいくつかの研究により、
時代とともに単極型は増加しているといえる。
うつ病の症状は国や文化によって異なるが、
それによりうつ病の存在の有無や過多とは別である。
都市化・近代化は単極型の有病率を高めるが双極型にはあてはまらない。
D 経過、予後
1 単極型
未治療例で6ヶ月-1年くらい続いた後に自然に衰退されると考えられる。
薬物療法等の治療により、3-6ヶ月で回復することが多い。
単極型の多くはうつ病相を繰り返す、反復性の経過をとる。
病気の予後、社会的予後は双極型よりよいと考えられる。
大うつ病エピソードの自然経過を研究した報告によると、
1年後には40%の人が寛解、20%の人が部分的寛解、40%は依然うつ病の状態。
客観的判断基準
身動きできる>身動きできない
外出できる>外出できない
部屋から出られる>部屋から出られない
風呂に入る>風呂に入らない
着替える>着替えない
ひげをそる>ひげをそらない
散髪に行く>髪伸ばしっぱなし
笑うことがある>笑わない
3食食べる>食べない
何がしかしている>寝てばかりいる
化粧する>化粧しない
服薬順守>服薬がいいかげん
コミュニケーションが成り立つ>コミュニケーションが成り立たない
うつ病 血液で診断
数年後実用化へ精度検証
患者見逃し減 期待
厚労省研究班
朝日新聞 2009年7月11日(土) 大阪本社版1面 13版
坪谷英紀
http://d.hatena.ne.jp/Trick_or_treat/20090711/p1
※記事本文ではありません。朝日新聞のサイトではありません。
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